大阪観光の顔として有名なグリコの看板がある戎橋(えびすばし)のすぐ近く、戎橋筋商店街の中に、江戸時代初期から続く書画材や和趣品を取り扱う老舗「丹青堂」があります。
富岡鉄斎や福田平八郎といった、一流の書家や画家に愛され続け、現在でも和風な小物を好む女性や海外から訪れるお客様にも人気があるお店です。
そんな老舗の六代目が講師となって、参加者の方の大切なお名前を篆書体(てんしょたい)をつかってデザインし、石に彫って仕上げていきます。
最初に書体についてのレクチャーがあり、篆書体についての理解が深まったところで、実際に作業がスタート。
皆さん真剣に石と向き合い、集中して彫っていらっしゃいました。
もくもくと作業が進みます。
はじめての方でもわかりやすく手ほどき。
「もっと彫ったほうがいいのかな?」「ここはどうしたらいいですか?」と、気軽に質問していただけます。
篆刻づくりに使用した彫刻刀はお持ち帰りいただけるので、講座終了後にご自宅でもお好みに合わせた調整ができますよ。
参加された方の感想をお伺いしてみると…
・久しぶりに集中して作業できました。本当に楽しかったです。もっとうまくできたらいいなぁなどと思いました。(40代・女性)
・集中していたのであっという間に時間が過ぎていました。(40代・女性)
・世界に1つ!仕上がりはともかく、納得のハンコが出来あがりました。考えていたほど難しくはなく、少しの力と少しの今季で楽しみながら作れたので、参加出来て嬉しかったです。(40代・女性)
・私なりの作品ができて大満足でした。(60代・女性)
・とても難しかったですが、文字の歴史など教えていただいたのは、興味深かったです。(50代・女性)
・大変貴重な体験をさせていただきました。(60代・男性)
などなど、皆さん世界にひとつだけのオリジナル篆刻に大満足のご様子でした。